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対面キッチンリフォームの注意点

対面キッチンは大人気!でもリフォームだからこそ陥りやすい失敗があるんです。今回は、対面式のメリット、失敗が多いワケ、オープンキッチンにした時のデメリットをカバーする方法、そしてリフォーム成功の秘訣をご紹介します

対面キッチンは生活スタイルに合わせて使い勝手をコントロールできる

 

対面キッチンとは、ダイニング側を向いて炊事をするレイアウトのこと。家族とコミュニケーションをとりながら料理や後片付けができるので、キッチンに居る間も楽しく過ごしたい人にピッタリのプランです。

特に子育て世代に人気のスタイルで、炊事をしながら子どもの様子を見ることができるので、ちょうど小さな子どもがいる30代~40代がメイン層の新築のプランでは、多くが対面キッチンを採用しています。

対面キッチンのメリットはそれだけではありません。キッチンの背面に作る壁の高さや形状によって、オープンキッチンに近付けたり、独立キッチンに近付けたり、暮らし方に合わせて使い勝手をコントロールできる可変性に富んだスタイルです。

例えば、オープンキッチンのデメリットとして、生活感が出やすい手元が丸見えになりやすいことがありますが、対面スタイルなら背面に「サービスカウンター付きの腰壁」を取り付けることで、開放的でありながら手元を隠せる便利なプランになります。

より開放的なキッチンにしたい場合は、この壁を無くし、フラットな対面カウンタースタイルにすれば、ひろびろとした空間になります。

対面キッチンづくりの肝は、この背面の壁の高さにこだわるところにあります。雑多な手元を隠したいなら壁を高く、オープンにしたいなら低く、高さは自由自在です。我が家の暮らし方に合わせたリフォームプランを立てていきましょう。

対面キッチンのリフォームで失敗が多いワケ! 前より不便なキッチンに

人気の対面キッチンへのリフォームでよく見かける失敗は、以前より狭くなって、使い難くなったというものです。この失敗は、壁付けのオープンキッチンから、対面キッチンにプラン変更した時によく起きます。

原因は壁付けオープンキッチンと対面キッチンでは、必要な面積が違うところにあります。対面式は壁付け式より広い面積が必要なのですが、ギリギリの面積でも対面キッチンにリフォームしたいという要望は多く、無理に押し込んだせいで、狭くて使いにくいキッチンになってしまったというケースは少なくありません。

特に面積が不足している時に犠牲になりがちなのが、調理スペースと通路幅です。図面上はキレイに収まっているように見えるので、削りやすい部分なのですが、ここが狭いと実際の使い勝手が悪いキッチンになってしまうので注意が必要です。

対面キッチンへのリフォームでは、調理スペースと通路幅に余裕を

 

調理スペースとは、料理のしたごしらえをしたり、まな板を使ったり、盛り付けをしたりする場所です。使いやすいキッチンにするためには、シンクとコンロの間に最低45cmは確保しておく必要があります。

キッチンセットと背面の壁や食器棚との通路の幅は、狭過ぎず広過ぎずが使いやすさの秘訣です。1人で使うキッチンなら通路幅は85cm程度、2人で使う場合は1m20cm程度を確保しましょう。これより狭いと、下部収納の奥をしゃがんでのぞくのに背中がつかえたり、すれ違う時に体がぶつかってしまいます。

キッチンとダイニングの間をつなぐ通路は広めに取りましょう。狭いと熱い汁物を持ったまま体をぶつけてしまうことがあり危険です。75cm幅でプランしているケースも多いのですが、できれば90cmは確保し、カウンターなどの出っ張りがないよう気をつけましょう。

このように対面キッチンへリフォームする際には、面積や間取りに細かい注意が必要です。面積が足りない時は、対面キッチンにすることばかりにこだわらず、アイランド型の収納カウンターやワゴンを使って対面風の演出をするなど、本当に使いやすいキッチンリフォームを考えていきましょう。

オープンスタイルの対面キッチンの場合は、デメリットの対策もシッカリと

 

最近人気の対面キッチンのプランは、吊戸棚が無く、フラットな対面カウンターがついた、よりオープンなスタイルです。リフォームの際には、オープンならではのデメリットを忘れずに対策しておきましょう。

まずは油煙と臭い対策です。排気能力が高い換気扇を選ぶことも大切ですが、吸気口の確認も忘れずに。できればコンロ周辺は壁で覆っておくと油煙の広がりを防ぐだけでなく、油はね対策にも有効です。

意外と気になるのが水音です。シンクで水を出しているとうるさくて会話ができない、テレビが聞こえないということも。水音が響かない静音シンクやシンクマットで対策しておきましょう。

キッチンのリフォームのことなら

​コネクシオホームへお気軽にお問合せください。

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