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リノベーションでエアコンを増設する


老朽化したり破損したりした部分を改修するリフォームと違い、リノベーションには新たな付加価値をつけるという意味が込められています。例えば、今まで設置不可能だった部屋にエアコンを増設するなどという工事もそのひとつです。

しかし、そのためにはどうような方法をとればよいのか?具体策についてみていきます。

 

リノベーションでエアコンの配管穴が増やせる

一戸建ての場合は、エアコンの増設工事を行うとしてもさほど問題ないでしょう。配管穴を新たに開けて、そこに室外機と繋げるダクトを通せばいいだけです。 しかし、分譲マンションの場合は、共用部分である外壁に穴を開けることはまず許されないはずです。また、一戸建ての場合にでも、壁の構造によっては穴が開けづらい場合があります。そうしたケースでは、なんらかの工夫が必要です。

方法① 窓ガラスの角をカットしてそこに穴のあいた金属板やアクリル板などをはめ込む方法があります。 しかしこの方法の場合、窓が片側しか開けられなくなり、振動で窓が不快な音をたてる可能性があるので、慎重に検討する必要があります。また、マンションによっては窓ガラスのカットも許可されてない場合があるので、そうなるとこの方法は使用できません。

方法② エアコンを設置したい部屋からエアコンのある部屋までダクトを伸ばし、そこにある配管穴を利用する方法です。 つまり、ひとつの穴にダクトをふたつ通すわけです。ただし、穴の大きさが十分でなければこの方法も使えないので注意が必要です。

方法③ 設置するエアコンをマルチエアコンにすることです。ひとつの室外機で複数の室内機を動かせるというものでこれなら元々穴はひとつですみます。ただ、この場合でも通常のエアコンよりは大きな穴が必要です。

上記は一部の方法です。実際に実行可能かどうかは、あらかじめリノベーション会社に問い合わせておいた方がよいでしょう。

 

ビルトインエアコンの設置なら狭い部屋でもOK

エアコンが設置できない理由としては、配管穴がないことの他に内壁に十分なスペースがないというケースが挙げられます。窓が大きすぎたり、壁面が家具で取り囲まれていたりする場合です。その打開策としておすすめなのが、ビルトインエアコンです。

ビルトインエアコンとは、会社や店舗などに設置してある天井に埋め込んでいるタイプのエアコンです。天井埋め込み型のエアコンは内壁にスペースがなくても設置できることの他に、広い部屋でも隅々まで冷気や暖気が行き渡りやすいというメリットがあります。 また、ビルドインエアコンは、天井だけでなく造り付け家具の中にも埋め込み可能です。エアコンがむき出しになっていないので、インテリアにこだわりたい部屋向けです。しかしその反面、設置費用が高く、撤去作業も大掛かりになってしまうデメリットがあります。

 

ビルトインエアコンの設置なら狭い部屋でもOK

最近は室内の空気環境にこだわる人が増えてきています。温度や湿度に対する調整によって快適さがかなり異なってくるからです。一般に、室温18~25℃、湿度40~65%を逸脱すると人は不快さを感じるといわれています。 また、部屋と廊下やトイレなどの温度差も不快さの要因です。これを解消するにはエアコン設置の仕方を念頭に置いたリノベーションが不可欠です。

リノベーションのことなら

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